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色の基礎!RGB・CMYK・カラーコードとは?

確かRGBは秋元康プロヂュースのグループで、
CMYKは西城秀樹の曲だったかな?

カラーコードはよくドラマとかである
爆弾を止めるには赤と青の線どっちを切ればいいんだー!
とかで出てくる色のついた線でしょ♪

とか思っちゃってるいかれポンチの為に今回は、
RGB・CMYK・カラーコードについて詳しく説明します。

RGB・CMYKとは

RGB CMYK 画像

RGB

パソコンやテレビなどのモニターなどで使われるカラーです。

光の三原色のRed(赤)Green(緑)Blue(青)の3色からなっていて、
重なるほど色が明るくなって白に近づいていく
ため加法混色と呼ばれます。

数値はそれぞれ0~255の間で指定します。
R(255)G(0)B(0)だと赤、R(255)G(255)B(255)なら白、
R(0)G(0)B(0)は黒になります。

ちなみにRGBで表現できる色の種類はなんと1677万色もあります!
AKBみたいな名前ですが規模が桁違いです!!

CMYK

印刷物などのインクで表現できるものに使われるカラーです。

色材の三原色のCyan(シアン)Magenta(マゼンタ)Yellow(イエロー)の3色は、
重なるほど色が暗くなり黒に近づきますが、完全なまっ黒にはなりません。

なので、CMYに「Key plateキープレート(黒)」を加えた4色が必要となります。

重なるほど色が暗くなるので減法混色と呼ばれます。絵の具と同じですね。
金色や蛍光色などは表現できないのでCMYKに特色(DIC)を追加する場合もあります。

数値はそれぞれ0~100%の間で指定します。

C(100%)M(0%)Y(0%)K(0%)だとシアン、C(0%)M(0%)Y(0%)K(0%)なら白になります。
また、CMYK全ての合計値が「250%」を超えてしまうと印刷時に、インクの量が
多すぎて「濃度オーバー」という紙を突き抜けて裏移りする現象が起こるので注意。

ちなみに、KはBlackのKとかKUROのKとか言うバカがたまにいますが、間違いです。
キープレートという輪郭をはっきり印刷するために使われた印刷版が
黒で刷られたことから(K)=黒となったようです。
キングダムハーツのキーブレードに名前が似ていますが一切関係ありません。

CMYKで使える黒の種類

CMYKを使う印刷物での黒は主に、
「スミベタ」、「リッチブラック」、「4色ベタ」の3種類に分けられます。
あとで詳しく説明しますが「4色ベタ」は印刷では基本使用しません。

スミベタ
リッチブラック
4色ベタ

スミベタ

CMY全て0%で、Kだけ100%の黒色を「スミベタ」と言います。

何かを印刷すると「見当ズレ」という版のズレが起きる現象があるのですが、
スミベタはその影響を受けないので、文字や細い線などによく使われます。
ただし、デメリットもあります。

白抜けが発生しやすい(デメリット)

スミベタはK(黒)1色のみで印刷されるので、
広範囲をスミベタで塗りつぶすとピンホール(白抜け)が発生しやすくなります。

下の色が透けることがある(デメリット)

スミベタで印刷するとオーバープリント処理という処理をされるので、
下に重なって印刷された他の色が透けて見えてしまう場合があります。
もしそれを避けたいときは「Kを99%」にするか、
CMYのどれでもいいので1%だけ入れたりなどして、
C(0%)M(0%)Y(0%)K(100%)の状態を回避しましょう。

リッチブラック

CMYKの4色をかけあわせて作成した黒を「リッチブラック」といいます。

一般的にスミベタよりも、締まりのある美しい黒に仕上がるといわれます。
この色は明確な決まりはなく、大体C(40%)M(40%)Y(40%)K(100%)前後で
人それぞれ多少違うリッチブラックを使っています。
こちらにもデメリットは存在します。

見当ズレが目立つ(デメリット)

リッチブラックを文字や細かいオブジェクトに使用したり、
リッチブラックで塗りつぶされた場所の上に白文字を使用すると、
見当ズレで文字やオブジェクトがぼやけたりするのであまり向きません。

4色ベタ

CMYK全て100%で作った黒色です。

合計値が250%を超えると裏移りするのにも関わらず、
合計400%というアホみたいなインク量なので裏移りはもちろんのこと、
インクで紙がべちゃべちゃになり紙が全然乾かなくなるなどトラブル満載!!

4色ベタはデメリットの塊なので健常者であれば印刷物で使わない黒です。

カラーコードとは

#000000

Webページ上で表現される色を指定するための制御コードです。
#(シャープ)に続く6桁の16進数(0~F)で表記されます。

16進数って何だよオラという方はこちら十六進法 – Wikipedia

2桁ごとに赤・青・緑の濃淡が表されて、0に近いほど黒に近づき、
Fに近づくと白に近づきます。ちなみに16進数の00は0、FFは255です。
つまりやってることはRGBと同じです。

ちなみに「#000000」や「#ee00ff」のように
同じ数値が2桁同じが3回並んだ場合は、「#000」、「#e0f」
というように3桁に省略しても同じ表示になります。
3回連続じゃないとだめなので#000eeeというふうな場合は省略できません。

ちなみにこちらでたくさんの色コードがまとめられています。
WEB色見本 原色大辞典 – HTMLカラーコード

まとめ

  • RGBは、PCやテレビ等のモニターで使用される色
  • RGBは、赤、緑、青の3色からなっている
  • RGBは、重なるほど色が明るくなって白に近づく
  • RGBの数値はそれぞれ0~255の間で指定
  • CMYKは、印刷物等で使用される色
  • CMYKは、シアン、マゼンタ、イエロー、黒の4色からなっている
  • CMYKは、重なるほど色が暗くなり黒に近づく
  • CMYKの数値はそれぞれ0~100%の間で指定
  • CMYK全ての合計値が「250%」を超えると裏移りする
  • CMYKの黒はスミベタ、リッチブラック、4色ベタの3種類
  • スミベタは、CMY全て0%で、Kだけ100%の黒
  • リッチブラックは、CMYKの4色をかけあわせた黒
  • 4色ベタは、CMYK全て100%の黒。印刷物には使用しない
  • カラーコードは、Web上で色を指定するコード
  • カラーコードは、#に続く6桁の16進数(0~F)で表記

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